昔は英国の交通法規は今に比べてずっと楽だったような気がします。
最近は、駐車禁止、バスレーン、スピード違反、などほとんどカメラで取締です。
一度、カメラで撮られて罰金の請求を貰うとほとんど、余程の理由がない限り払わないといけないですね。
昔は、道路は車を駐車するためにある。って感じでしたので、何もライン(黄色、赤)が引いていない道路は自由にいつでも車を止めても良かったのですが、最近は、ロンドンの町中の住宅地はみんなレジデンシャルパーミッション制に変わってしまいちょっと友人宅に遊びに行っても駐車しても良いのかよく調べてから駐車しないと大変なことになります。
写真は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時30分、日曜日午後1時30分から午後5時30分まで駐車禁止のサインです。
最近は、お金を払うシステムのものが減り、携帯電話で支払う方法が増えています。使用方法はサインがあるところに書いてありますが面倒ですね。
1、まず、指定の番号に電話します。
2,使用するクレジットカードのナンバーを登録します。
3,携帯のナンバーを登録します。
4,何時間止めたいか話します。
5,ロケーションナンバーを伝えます。このサインの場合は5884です。
6,駐車OKということがテキストで送られてきます。
7,駐車時間の終わり頃に、もうすぐ終了時間ですよという案内テキストが来ます。
8,もし延長したい場合は、そのテキストに何時間か延長希望を伝えると延長できます。
便利ですが、面倒でもあります。
簡単に罰金を受けやすい道路交通法規を紹介致します。
駐車に関して
1,赤の2ライン==指示曜日以外は原則24時間、絶対に駐車、停車禁止。
2,赤の1ライン==指示曜日以外は原則24時間、絶対に駐車、停車禁止。
3,学校などの入り口によくあるジグザグマーク==24時間、絶対に駐車、停車禁止。
4,レジデンシャルパーミッション保持者オンリー==指示時間、曜日は保持者以外絶対に駐車、停車禁止。
バスレーンについて。
バスレーンは時間指定でバス以外は通行が禁止されています。
誰も見ていないから、いいかな、、なんて思って入りますと、カメラでバッチリ撮られて後から罰金の請求が手紙で来ます。
バスの運転手の近くにカメラが着いていてそれで取る場合もあります。
このバスレーンものすごくわかりにくいのです。突然、走っている道路がバスレーンに変わったりします。まっすぐ走るとバスレーン。それで、そこに、カメラが着いていて、罰金です。
グリニッジの近くにある道路は、その罰金徴収額がすでに1億ポンドを超えていると言います。まさに、罠です。
私も、引っかかりました。夜10時ごろバスなんか走っていません。しかし、その道路は24時間バスのみのところが道路の真中にあります。暗くてよく見えないので多くの人がその罠バスレーンに引っかかっています。
本当に、2車線の道路の左側をまっすぐ走っていると車1台分のバスレーンなのです。そこだけ、すべての車は、右車線に移動してそこを通過しなければならないのです。
このような、バスレーンが英国には沢山仕掛けられていますのでお気をつけください。
バスレーンで罰金を請求された例です。
この車は、バスレーンに左側のタイヤが少し入っただけですが、カメラで撮られた写真で罰金を請求されました。
英国では、請求に対して納得がいかない場合は、1度クレームをすることができます。
クレームをしますと返事がきます、たいていの場合は「あなたのクレームは受け入れられません」という内容の回答になります。
クレームをする場合は、法律にのっとった方法でないとなかなか難しいです。
参考までにいかにしたら納得できない罰金について回避をしていくか教えてくれるサイトがありますのでリンクをつけておきます。
http://www.ticketfighter.co.uk/
http://www.penaltychargenotice.co.uk/
スピード違反に関して。
標識に30マイルとあれば原則それを守らなければなりません。
英国は、カメラがいっぱいありますから、下手をすると罰金です。
私の友人が30マイルのところを39マイルで走って罰金を徴収されました。
彼の場合、罰金だけでなく、点数も引かれました。
現在、罰金は£60~65です。(知らないうちにどんどん高くなっていきます)
30のところは30マイルで、40は40マイルで走るのが良いと思います。
最近多いのがスーパーマーケット、高速道路のサービスエリア、マクドナルドの駐車場に、「この駐車場は60分とか2時間とか止めれますが、それ以上は罰金を頂きます」というのがあります。
昔はありませんでしたが、これは、全て、その罰金を回収する業者に委託していますので、違反すると手紙が来ます。
私も、マクドナルドで「お客様60分駐車出来ます」というサインをよく読まずに69分止まっていたらしく後から60ポンドの請求書が来ました。お客さんでも、関係ないそうです。お気をつけください。
こちらもお勧めのクレジットカードです。インターネットで入会すれば初年度会員費が無料になります。1枚目はホテル予約に便利なBooking.comカード。2枚めは色々な買い物でポイントが貯まるこのカードが良いですね。海外で紛失したときの対応も良さそうです。
海外に出るときは必ずクレジットカードを2枚持って出ましょう。
英国ではVisa・Mastercardがあれば、ほぼ全てのお店で、例えばマクドナルド、カフェ、地下鉄、など1ポンドから決済できます。現金よりも安全です。
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